園だより H29.5月号

つつじが綺麗に咲き暖かな春の風が心地よい季節になり、同時に保育園では子どもたちの泣き声が、少しづつ聞こえなくなる朝が多くなってきました。新しい場所や人、リズムといった環境に慣れるには、大人でも時間のかかるものです。
今回は新入園児さんに向け、慣らし保育について少しお話しします。慣らし保育(慣れ保育)とは、子どもが保育園に少しづつ慣れるために設けた階段です。始まると、①泣かずに直ぐに元気に遊ぶ②親が離れただけで(保育園に来ただけで)大泣きの2タイプの姿が見られます。①の姿は、大きい子に多いです。小さい子にこの姿が見られたら、しばらくして②になる可能性が高いです。ドキドキとワクワクが逆転するということです。大抵の子は、②ですね。後ろ髪を引かれる想いで、預けていただいてることと思います。この泣きのレベルは、親の愛情や、子どもの好奇心に比例しています。子どもの発達や心理的には正常な姿と私たちは見ています。それでも、親として泣いている我が子を置いて、お仕事に行くのは、これで良いのかと自問自答を繰り返し溜め息が出てしまうものです。
ハッキリと言いますが、子どもが保育園に預けられるのは大人の都合です。子どもにしてみれば、大好きなお母さんお父さんとずっと一緒にいたいはずです。それでも、抱っこの手を振り払い保育士に預け、仕事に行かなくてはならない使命が私たち(大人)にはあります。この親の想いは大人になってから気付き理解し、感謝の気持ちに変わるはずです(…私がそうでした)。
慣らし保育は、そのドキドキをワクワクに変えることが一番の目標です。ご家庭に敵わないまでも、少しでも家庭に似た雰囲気を作り、お子さんが安心して楽しく毎日を過ごせるように環境を整えて、朝、笑顔で『バイバイ』ができるようになったり、お迎え時に『~をして楽しかった。またやりたい!』とお話しするようになることがゴールです。ワクワクして保育園に来られるようになるといいですね。一緒に頑張りましょう。