キッチンだより H28年5月

<好き嫌いなく何でも食べる子にするには?>

●乳児と幼児では、好き嫌いの原因が異なります。乳児の場合はまず味覚の未発達や経験不足からきています。甘味・塩味・うま味は比較的、受け入れやすいのですが、苦味・酸味は避ける傾向にあります。しかし大人がおいしく食べている姿を見せるうちに乳児期を通して受け入れられるようになります。また離乳の硬さや大きさが発達に合わない事も原因の一つです。幼児は奥歯が生えそろってないために咀嚼がうまくできなかったり、初めてみる料理に抵抗を見せる事もありますが、何回か食事に出す事でなじんでいきます。また無理強いされたり吐いた事があるなどで経験が記憶として残り嫌がる事もあります。
●苦手な食材は調理法を工夫して与えましょう。奥歯は幼児が食べずらい物がたくさんあります。サンドイッチに挟まれているレタスやキュウリをはがして食べたり、いなり寿司の油揚げとごはんを分けて食べることも、、、これは食感の違いを嫌がるからです。その場合は同じ柔らかさで食感をそろえると食べやすくなります。味付けも大切な要素です。苦手とする野菜は味付けを工夫することで食べることもあります。しょうゆや塩、味噌、カレー粉、マヨネーズなどの調味料や、たんぱく質のうま味を利用すると良いでしょう。

<おいしく食べようグリーンピースは今が旬!>
子どもが嫌がりがちなグリーンピースですが、含まれる栄養素は、たんぱく質、ビタミンB群、C、β-カロテン、そして多くの食物繊維です。これらは免疫力を高め、新陳代謝を円滑にし、かぜ予防、便秘改善に役立ちます。一年中出回る缶詰の物は、処理の 段階でビタミンが損失してしまっていますが、今の季節には、さや付きの新鮮な生の豆がおいしく食べられます。お米といっしょに炊く豆ごはんや、ポタージュ、天ぷら、バター炒めなどいろいろな調理法で味わいましょう。

<非常食の準備>
非常食には、水・米・パン・缶づめ・ビスケットなどがあげられます。非常食としての備えも大切ですが、子どもが日常的に食べ慣れているお菓子なども賞味期限ごとに買い替えをしてストックしておきましょう。災害時には、子どもは環境の変化により精神的に不安定になるため、食べ慣れない非常食では心身を満たすことが難しいことも。食べ慣れたお菓子が  心を癒し、命を救います。