給食だより 平成30年9月

今年は記録的な猛暑でしたね。その為少し気温が下がるだけで、涼しく、寒く感じましたね。季節の変わり目は体調を崩さない様に規則正しい生活と食事、睡眠が大切です。9月は晩夏、初秋の旬の食べ物がたくさん味わってみて下さい。給食にも取り入れていきます。献立表を見ながら今日は、明日はどんな食材が使われるか子どもたちと話をしてみるのも楽しいのではないでしょうか。

味わうってどんなこと?

舌にある味蕾の味細胞に、味物質が触れて起こる感覚を「味覚」といいます。味覚には、甘味・塩味・酸味・苦味・旨味の五原味があります。

生まれて初めて接するのが、母乳(乳糖)の甘味です。甘味と旨味は、生まれながらにして本能的に好む味だといわれています。それに対して、他の味は学習して覚える味で、味わい学習(味覚学習)が必要です。学習の条件によって「味付けの好み」や「好き嫌い(嗜好)」が生まれ、生涯の健康を左右します。

味わい学習をするには
離乳期や、特に幼児期・学童期が最適な時期になります。

★濃い味のものを控える。

★素材の持ち味を生かした薄味で調味する。

まずはこれらから始めてみましょう。

適温でより美味しく 

料理の適温は、大人では体温を基準にして±20℃前後と言われていますが、子どもの場合は口腔内の発達から考えて、3歳未満児では±15℃、3歳以上児では±20℃が適温と言われています。子どもはネコ舌が大前提です。美味しさの温度は大人と子どもでは違うので適温でより美味しく頂きましょう。

実りの秋を味わおう

秋は旬の食材がたくさんあります。自然の味や香り、色を生かした薄味で、おいしく味わう「味わい学習」をしてみましょう。

噛むことと味わうこと 噛むことは味覚学習をする上で、欠かすことはできません。

噛むことは、消化酵素を含む唾液の分泌を促します。味は、水分に溶ける物質によって感じるものなので、唾液の分泌は食品の味を、よりよく感じさせてくれます。しかし、濃い味付けのものは口の中で良く噛まなくても味を感じる事ができるのですぐに飲み込んでしまします。そこで、うす味のものをよく噛んで味わえば、素材の味を美味しく感じるというわけです。

クラスのようす

くまのみ組 スイカに触れました。遠くから見せると丸くてボールのようなスイカに手をのばして遊びたそうにしていましたが、目の前まで持って行くと大きなスイカに驚いてイヤイヤとする姿が見られました。栄養士がしばらく目の前で転がしたりポンポンと叩く様子を見せると恐るおそる手をのばし、ペチペチとたたいたり、スイカを押して転がす姿がみられました。

ぺんぎん 同じくスイカに触れました。スイカの見慣れない大きさに驚いている子もいましたが、みんなでなでたり、ペチペチとたたいたりして触れることができ、目の前で切ると「わー」と驚いていました。切った断面を見てスイカと分かったようで、早く食べたそうにしている姿が可愛かったですよ。その日の給食でスイカを食べました。

いるか組 ポップコーン作りをしました。ポップコーン用の乾燥したコーンと普通のコーンの色や硬さの違いを見たり触ったりしました。その後に目の前でポップコーンを作りました。油をひいたフライパンで加熱すると「音がする」「ポンポンいってる」「いい匂いする」とみんな変化に気が付きました。加熱中のフライパンを透明な蓋の上からのぞくき、ポンと音がしてはじけるポップコーンを見て驚く姿がとてもかわいかったですよ。

くじら組 枝豆の枝払いをしました。本来であれば園庭で育てている枝豆を収穫して枝払いを行いたかったのですがあまり出来なかった為、買ってきた枝つきの枝豆と園で出来た枝豆の違いを比べたり、どうして育たなかったのかを考えたりしました。「水が足りなかった」や「耕すのが足りなかった」などの意見が出ました。枝つきの枝豆の枝払いを行い、おやつの時間に食べました。園で育てた枝豆は大豆になるまで育ててきな粉にして食べる事にしました。大豆になるのも楽しみですね。