ほけんだより 平成29年3月

冬の寒さも大分和らぎ、春を感じる日が増えてきました。早いもので今年度も終わりの時期が近づき、保護者の皆様もお子さんの成長を実感しているのではないでしょうか。来年度を迎えるあたり、環境の変化で体調を崩しやすくなってきます。来年度も健康に過ごせるように体調管理をしっかりしていきましょう。

3月3日は耳の日です 耳についてお話しします

・耳の機能は2つ…1、音を集め聞く機能  2、身体の傾きや回転を感じる機能

・中耳炎は2種類

1、急性中耳炎…カゼなどが原因で鼓膜の奥で炎症が起きて膿が溜まる病気です。症状は耳の痛み、発熱、耳だれなどです。

2、滲出性中耳炎…風邪や急性中耳炎が悪化することにより、鼓膜の奥に液体が溜まってしまう中耳炎です。症状は急性中耳炎と違い、痛みや発熱はなく、音の聞こえが悪くなります。

・治療方法…どちらも基本的に内服薬で治します。長引く場合は鼓膜切開や、再発を繰り返す場合は鼓膜にチューブを入れることもあります。治療を中断すると慢性中耳炎や手術が困難な癒着性中耳炎に移行し耳の聞こえが悪くなることもあるので、最後まで治療を続けるようにして下さい。 鼻水が続くときは早めに耳鼻科を受診することをおすすめします。

中耳炎にならない為に、鼻をかむ事が大切!

子どもは大人に比べ耳管が短く、鼻風邪の菌が耳に行きやすく中耳炎になりやすいです。

中耳炎にならない為には、鼻水を溜めずに積極的に出す=「鼻をかむ」事が大切です。鼻水をすすると顔に鼻水が溜まり、中耳炎や副鼻腔炎を引き起こしやすくなります。鼻水が出た時は、積極的に鼻をかみ風邪菌を体の外に出すようにしましょう。

鼻のかみ方…①口で息を吸い、②片方の鼻ずつ、③優しくかみます。強くかむと鼓膜や鼻の粘膜に負担がかかるので、やさしくかみましょう。お家でもお子様に教えながら実践することをおすすめします。乳児はうまく自分で鼻をかむ事ができないため鼻汁吸引などを行い、鼻水を適宜吸引すると中耳炎予防になります。

<今季の子どもの体調、体の特徴について>

冬は様々な感染症が流行するため体調を崩すお子さんが多くみられました。

・発熱や咳、鼻水、インフルエンザ、胃腸炎でお休みしたお子さんが何名かみられました。

・乾燥肌の子ども達が多くみられ、肌が赤くなり発疹ができ体を掻いてしまい肌に傷がついている子どもが見受けられます。保湿をしっかり行っていきましょう。

・爪が伸びているお子さんが多く見受けられ、爪が割れてしまうお子さんが多くいました。子どもは爪の伸び方が早く、怪我につながるリスクがあるため時々、爪のチェックをお願いします。