ほけんだより 平成28年12月

12月に入り本格的に寒くなり感染症が流行する時期となってきました。園児たちの中にも体調を崩す子どもが増えてきています。風邪に負けない様に手洗いうがいで予防し、たっぷりの休息と栄養摂取をしましょう。 感染症の診断がついたり症状が出現した場合は感染拡大予防のため保育園に速やかにお知らせ下さい。下記症状が出現したら医療機関の受診をお願い致します。

冬場に流行しやすい感染症

①RSウイルス感染症…主症状は咳、鼻水といった風邪様症状です。重症化すると肺炎を引き起こす可能性があります。2歳までほぼ100%かかります。

②インフルエンザ…突然の高熱、頭痛や咳、鼻水が主症状です。合併症として肺炎や脳炎があります。重症化するとけいれんなどを引き起こします。ワクチン接種で重症化予防できますのでワクチン接種をおすすめします。

③感染性胃腸炎…嘔吐、下痢が主症状でひどいと脱水を起こすこともあります。感染力が強いものもあり、兄弟やほかの家族にうつさないように注意が必要です。

④溶連菌感染症…突然の発熱とのどの痛みが特徴です。0~2歳はかかることが少なく、3歳以上がかかることが多いです。抗生剤投与など適切な治療が必要です。

⑤マイコプラズマ肺炎…長く続く咳が特徴で、発熱やのどの痛みを伴うこともあります。5歳以上がかかることが多いです。

①②④⑤は医療機関で迅速検査ですぐに診断がつきます。園で上記の感染症が出た場合は随時お知らせいたします。また、登園の際は、治癒証明書や登園届が必要です。詳しくは入園時にお渡している「感染症について」の書類をご確認ください。

子供のドライスキンについて

子供の皮膚はうすく皮脂の分泌もすくないため乾燥しやすいといわれています。乾燥した肌や掻いて傷ついた肌はバリアが低下しており放置するとどんどん治りにくくなってきます。先日の健診時に園医 村上先生からも乾燥肌の子供が多いので保湿をしっかりするようにとアドバイスをいただきました。保湿剤を塗っても痒みが良くならない場合は皮膚科受診をしてみてください。

<乾燥肌のホームケア>

・衣類はごわごわ、チクチクしない素材を選ぶ   ・掻き壊さない様に爪は短く切っておく

・入浴時のお湯の温度はぬるめにする ・保湿剤は入浴後乾燥がすすむ前にすぐにつける

・入浴時には石鹸をつけすぎず優しく泡で洗いせっけんをよく洗い流す

衣服の上手な着方

肌寒くなり厚手のものを着て登園する子どもたちが増えてきました。部屋の中で汗ばむ子供も時折みられています。調整できる厚手だけでなく薄手の洋服もご用意ください。今回は保温について考えてみます。上手に保温して風邪をひかないようにしましょう。

・下着はきちんと着用する・・・・下着を着るだけで体感温度が4度違うといわれており、汗を吸い取るので体を汗で冷やさない。(ただし動きやすさを考えて、半袖シャツかが良いです。)

・素材の違う衣服を重ね着する・・・網目が違うものを着ると外気が入りにくくなり温かさを感じる薄手のものを2枚重ねる方が空気の層ができてあたたかくなります。