ほけんだより H29 7月

熱中症

熱中症は、日射病、熱射病などの総称です。日射病は、戸外で強い直射日光にさらされることが原因で、熱射病は室内でも気温の高い場所に長時間いたために起こることが原因です。

○熱中症の症状

日射病…顔は赤く、呼吸が荒くなります。皮膚感覚は熱く、体温が上がっても汗が出ず、めまい・頭痛・吐き気などを伴います。

熱射病…顔は青白く、大量の汗をかきます。皮膚感覚は冷たく、めまい・吐き気を伴います。

○なぜ子どもは熱中症になりやすい?

子どもは体温調節がうまくできず、温度変化の影響を受けやすい、また衣服の着脱も水分補給も一人で行うのが難しいため、容易にかかりやすいのです。車や家の中でも熱中症になります。特に車中では、気温が高くなくても高温になるので、子どもを一人にするのは絶対に避けましょう。

○こんな症状が出たら医療機関へ・・・

唇が乾いている。

・尿の量が少ない。

・顔色が悪く呼びかけに応えない。

・体温が40℃を超えている。

・けいれんを起こしている。
予防のポイント

・日中は帽子をかぶって外出をしましょう。日除けのあるベビーカーも照り返しで暑くなるので、できるだけ短時間(30分程度)で切り上げましょう。

・炎天下での遊びは、長時間に及ばないよう注意し、30分毎に日陰で休息をとるようにしましょう。

・肩まで隠れる、吸湿性、吸水性に優れた衣服を選びましょう。

・水分補給はこまめに行いましょう。

・室内では室温や湿度に気をつけ、室温は28℃前後が適温です。

水分補給●

いつ飲ませればいいの?

起床時、就寝前、運動の前後、入浴前後など、汗をかく前と後に飲ませるのがよいでしょう。

どのくらいの量がよい?

一度に大量を与えるのは避け、乳児用コップ1/4杯程度の量をこまめに与えましょう。

○何を飲ませればよい?

病気にかかっていなければ白湯や麦茶などがよいでしょう。糖分の多いジュースや、消化に時間のかかる牛乳、硬度の高いミネラルウォーターは、水分補給という点ではあまり適しません。失われた電解質を補充する時は、経口補水液が役立ちます。