H29.3月 ほけんだより

早いもので、平成28年度も残り1ヶ月になりました。4月の頃と比べると、体格も一段とたくましくなり、出来ることがたくさん増えて子どもたちの成長を感じるのではないでしょうか。

 

~3月3日は耳の日です~

今月は中耳炎について紹介します。 風邪がきっかけで増えた菌が鼻の奥から耳へ入って中耳炎を起こします。 小さいうちは鼻水が出るたびに中耳炎になる子も多く、子どもがよく中耳炎になるのは風邪をひきやすいことと管の仕組みが関係しています。下の図の様に子どもの耳の管(耳管)は大人と比べて太く短く、傾きも水平に近いので菌が耳に入りやすいからです。

主な症状は、耳の痛み・発熱・耳だれなどです。乳児では、しきりに耳を触る・ぐずる・夜泣きするなどの特徴がありますが、これも一晩か2~3日で治まります。 しかしこれで治ったわけではなく、痛みがなくなっても鼓膜の奥の膿は残っているので、鼓膜が動けないため聞こえが良くありません。その後、ゆっくり膿が抜けていって聞こえが戻り完治します。

治療法は抗生物質を使って炎症を抑える方法や、症状に応じて解熱鎮痛剤や鼓膜切開を行います。

予防策は、鼻水を溜めないように片方ずつ鼻をかむことや耳鼻科で鼻水を吸引してもらうことが有効です。また、鼻水を勢いよくすすりあげることも中耳炎の原因になるので注意したいですね。